米、50年続いた超音速飛行禁止を撤廃へ
米連邦航空局(FAA)は、1973年から続く米国内陸上での民間超音速飛行禁止を撤廃し、騒音基準に置き換える方針を固めた。これは超音速機開発競争での主導権確保を狙うトランプ大統領令に基づくもの。
- 新ルール案では一律の速度制限を廃止。地上に達するソニックブームが0.11ポンド/平方フィート以下であれば、陸上での超音速飛行を許可する。
- 2025年6月の大統領令14304号「超音速飛行で世界をリードする」を受けた措置。2031年の国際基準策定を前に、米国が先行してルールを書き換える狙いがある。
- FAAは従来の禁止措置を「米航空産業の成長を阻害する不要な規制」と断定。ブームを地上に到達させない「マッハ・カットオフ」技術の有効性を根拠に挙げている。
なぜ重要か今回の規制緩和は世論の要請ではなく、大統領令による産業育成と国際ルール形成の主導権争いが目的。成否は、ソニックブームを完全に無音化できるという技術的主張の正当性に懸かっている。
FAA, 'Enabling Supersonic Overl… ↗ · 2026年7月7日 · ✓ 確認済